筋膜性疼痛症候群(MPS)
これはもう、どの疾患にも関わっているので、身体の不調の大元と言ってもいいです。
筋肉の1本1本を取り巻いて、筋肉の束を丁寧にも
ラッピングしているのです。
これが有る為に、私が使う、特殊な鍼や技法が活躍するのです。
自分の身体で実験中、この手技を見つけたとき、何だこれは?と思い、
セントラルクリニックの整形の 医師に尋ねました。医師は私の質問に正直に答えて下さいました
医師が言うには、分からない、ただ私と同じ症状で来院される患者は多いが薬では治らない。
と、加えて、 私の手技を尋ねたところ、問題ない。と
そして、自分の身体で実験して、ショルダーアブダクションリリーフサインを完治させ、
独自の手技を、確立、に至りました。
再発もないです
凝り固まったケースでは、鍼を刺した時、ブチッと音がするし、刺し進めていくと、
更にブチッと聞かれるので、一本一本の筋繊維を包んでいる事もその存在も確認できます。
筋肉の表面を包む結合組織で、筋肉を保護するとともに、筋肉が収縮するときに相接する筋肉の間に
摩擦が起こらないようにし、運動を円滑にする。個々の筋肉又は筋群を包むのを特に
深筋膜、皮膚の皮下組織層を浅筋膜と区別する事が有る。
大人の大部分はこのうちの、深筋膜があちこち、キューっと縮こまる現象により筋肉を硬直させる
もしくは、筋肉が固くなる事で筋膜に炎症が起きると、
今また新しい研究が進められている
それが、圧痛点と言われるものである、そこにアプローチするには
長く、そして深く刺した時、中で固い筋肉に当たっても曲がらない、ある程度太い鍼が活躍する
首、肩、腰、足など特定の場所に痛みを感じ、病院で調べても何の問題も見つからないことがあります。
今まで原因不明といわれていた痛みが、
実は筋膜性疼痛症候群によるものであることがわかってきました。
これは筋肉が原因となって痛みやしびれを引き起こす病気です。
ひとつの筋肉(たとえば首)で痛みが発生したものが、筋膜を通じてもう1カ所(たとえば腰)に
痛みがおこることがあります。
全身の筋肉は1枚の膜でおおわれているため、1つの原因でその部位よりも離れた場所が
痛くなるということがおきるのです。
このように痛みはどんどん移動していきます。
鍼施術をすると新しい痛みから消えていくため、1つの場所が治ったと思ったら少し前に痛かった部分が
再び痛みだすということも多々あります。
なので最初の痛みから時間が経てばたつほど治療にも時間がかかってしまうのです。
ご自身で出来る事では、寝起きの際、伸びをするのも効果的と言われています。
筋膜の存在を知らなかった頃より行われていた、ストレッチは筋膜を伸ばしていたのでしょう。