めまい
・めまいの定義:姿勢の制御が困難になる。
・主に鍼施術の適応疾患:以下の表参照。
症状 原因 病名 比率
めまいの種類:回転性 末梢前庭性めまい メニエール5割
傾斜感 良性発作性頭位めまい
昇降感など 突発性難聴 など
中枢性 脳血管障害 片頭痛 3割
髄膜炎
失神性 起立性低血圧 1割
浮動性 平衡障害
心因性 頚椎症
・めまいの性質での分類:末梢前庭性めまいは眼振を伴い、
中枢性めまいでは平衡障害を伴い。
失神性めまいでは脳血流低下が原因となる。
・鍼施術の範疇は、回転性のめまいで悪心・嘔吐を伴うもの。
目まいの最中でも、施術後には治まっていしまいます。
頸 背中の施術で1回の施術で効果があります。
応急処置: 回転性のもので眼球を一方向、右か左に寄せてぐっと力を入れて
眼球の回転を止める。
回転と言っても、眼球は左右に行ったり来たりしているから目が回るのであって、
それを止めればめまいは止まるのです。
思い切りやれば止まります。回転性のものです。
ただし、あくまで応急処置です。楽になって歩けるようになったら施術してください。
お近くの鍼灸療院でも、病院でも。
しばらく良くても放置していては治るものも治りません。