頭痛
東洋医学の胆経と言って、脚の側面からからだの側面を巡って頭へと走行する経絡があります。
頭痛の方で、脚にも疲れがある方は、脚へので完全が診られます。無論頭、首。背中、腕、にも施術は必要です。
頭には、数十本 剣山の如く打ちます 頭の血流の末端にあたる耳周囲も見逃せません
眠れない症状を併発なさっておられる方が殆どです
頭に鍼をすると、脳の血流が良くなることが知られています。
◆筋肉疲労の悪循環◆
1 筋肉の過剰緊張 同一姿勢による
2 筋肉の血行障害 一部の筋肉が固くなり 血流障害が起きる
3 疲労物質の蓄積&酸欠 血流が滞ると疲労物質がたまり酸素も上手く運ばれないので
筋肉が酸欠になる
4 痛みや不快感がこりの始まり 更なる過剰筋緊張が起こる
◆筋膜性疼痛症候群◆
全身の筋肉は1枚の膜で覆われています
筋肉の走向上であれば、1つの筋肉でも数か所で痛みが起こる事が有ります
それは最初から感じる方もいらっしゃれば、痛みが治まった為治ったと思い時間が経った為
起こる方もいらっしゃいます
◆症状◆
神経の走行を見る限りでは、頭の支配神経はC2となっています
これは頸と頭の付け根部分に当たります。
筋肉を見ると、頸だけの筋肉は存在しません、
筋肉はどれも、ずーっとつながっています。
お互いに協力し合っています。
よって、頭痛がする頃は広範囲に炎症が広がっていると診断致します
目の奥が痛い・目がショボショボする・目が重い・頸や肩がこっている・背中が張っている
と言う方は頭痛を感じていなくとも頭皮がこっている事が有ります
◆仕組み◆
頭への血流は頸がその役割を担っています
その為、頸のコリがあるならば 上に記した症状が発現します
筋膜性疼痛の観点からですと、頭の頂上と尾骨には重要な箇所が存在します
◆法◆
頭鍼は数多くの鍼が必要です、痛みの箇所により区別し刺鍼します。
頭の前側が痛む方・横が痛む方・後ろが痛む方・全体が痛む方
もちろん頭の鍼だけでは応急処置になってしまいます
軽症な方ほど回数が少なくて 頭だけでも済みます。が多くの方は上半身の施術が必要になります
うちの施術は、お客様の痛い部分を聞き根本の施術をしています。
「ここに鍼をして下さい」と、言われる御客様は困ります
御要望の場所に刺鍼して治るのであればその通りにしますが まず治りません
頭痛の原因にも様々あり やはり触診でもって個々人の弱い部分を見つけて治療します。
ご本人が出来る事は、耳を引っ張る事です、耳周囲の血流を改善すると、
顔や頭の血流改善につながります。2分です
◆経過◆
施術の回数が進むにあたり段々と痛みは治まります。
要するに頭にハリ山の様にどんどん刺していき、刺したまま30分、寝て待って戴きます。
鍼を抜くと、黒い血が何か所からか出ます。
重傷の人ほど、たくさん出ます、翌日スッキリするはずです、しなければ同じことを繰り返すだけです。
2~3回やっても症状が治まらなかった方は今までにいません。
ただし、首や背中、腕にも併用して、施術が必要な患者様も多数おられますので、
一概には言えませんが、そんなに、難しい類の施術では無いです。