肩こり
眠るとき、バンザイをして寝たことがあるタイプの肩こりなら
脇へ施術をしたらば、1回~2回で効果を実感できます。
背中の施術で解決の方もいらっしゃいます
肩こりは原因筋が様々です
患者様が訴える時、背中だったり、頸、ということも。
その場合は、やはり触診で見極め、施術に当たります。
腰まで施術を広げて、正解だった方も、おいでです。
治療は、1つ1つ、神秘のベールを剥がすかの如く、です。
- 筋肉の過剰な緊張や同一姿勢により一部の筋肉が硬くなりその筋肉に血行障害が起こる。
- 血行障害により疲労物質が蓄積され、酸素もうまく運ばれないので筋肉の酸欠が起こる。
- 痛みや不快感を感じ、”こる” 状態がはじまり、放置すると更なる筋緊張が起こる。
こうして筋緊張が繰り返され悪循環となり、こりはひどくなっていくので
早めの筋緊張の解消が望ましい。
◆肩こりとは◆
まずはじめに、肩もこっているが手にしびれや痛みがあり、腕を上げて頭の後ろにまわすと
楽になるという方は ショルダーアブダクションリリーフサインという
症状が当てはまるかと思われます。
こちらも鍼の適応症状となりますので、詳しくはショルダーアブダクションをご覧ください。
◆症状◆
一般的には肩こりというと首の付け根や肩のこり感を想像されるかもしれませんが、
実際患者様に症状を伺うとその他にも肩こりが原因で起こる症状が数多くあるのでご紹介します。
肩が重い、肩を押すと痛い、腕が重い、頸を回すと痛い、背中も痛い、頭痛(こめかみ・おでこ・全体) 、
目がショボショボする、集中出来ない、ボーっとする など。
肩こりを感じるということは、もう既に上半身全体に障害は広がっています。
更に放置すると筋膜性疼痛症候群といって、肩こりが原因で腰まで痛くなるということもあります。
◆仕組み◆
肩こりの多くは最初に背中が筋緊張をおこします。 背中には腕にくっつく筋肉があるので、
背中が緊張すると腕が重りになり肩の痛みになります。
どうして背中や腕がこった時に気付かないのか、それは背中や腕は痛いと感じにくいからです。
なぜならそれは大きい筋肉だからです
弱って痛みを感じる筋肉も有れば、感じない筋肉もあります。
関節に近い筋肉は弱い為痛みを感じやすく、太ももや背中は痛みを感じにくいという具合です。
◆治療方法◆
上半身の筋肉の状態を確かめ、原因の筋肉を見つけその筋肉を鍼によって
緩める治療をしていきます。
肩こりの原因が肩だけにあるのは珍しく、ほとんどの方は肩以外にも原因となる筋肉があります。
なので、肩こりの方に肩だけの鍼はしません。 首や背中や腕といった具合に
鍼治療はを続けます。
悪くした時間だけ 治療はも時間が掛かります。
◆治療後の経過◆
肩が痛くなったあとに腕が痛くなってきたという患者様の場合、
腕の症状からなくなっていきます。
このように新しい痛みから順番になくなっていくので、
鍼治療は痛む場所が移動していくことが有ります。
筋緊張がはじまって、かなり時間が経過した方ですと、痛みがいろんなところへ移動しているので、
治療はを続けると自分でも忘れていた場所の痛みを思い出す患者様もいらっしゃいます。
その他には痛みが小さくなり、それがなくなってそのまま治療は終了となる方もいらっしゃいます。
当院は筋肉に関する諸問題を得意としています。
筋肉の緊張が強くなると、神経を圧迫してしびれが発生することもあります。
なのでもししびれがあっても、筋肉が原因でならば筋肉を緩めれてしまえば消えることが多いです。
病院で治らないと言われた、診断名が無い、湿布を貰って帰された
などの方は鍼が効く場合が多いので一度ご相談ください。
当院の鍼は特注の物も御座います
治せる疾患も幅広いです
要するに
肩こりの、触診で多くの場合、肩甲骨がべったり肋骨にへばりつくような様子です。したがって、
そのような方は脇に鍼を致します、
狙うのは、背中と腕とをつなぐ筋肉です、そいつが固くなると腕を引っ張り、
肩が痛み出すというしまつです。
横になって眠るとき、バンザイをして眠る方は、重症です。が、
割と簡単に効果が表れる、簡単な症状の一つです。
例えば、この様な具合です⇊
広背筋 大円筋