腰痛
腰痛
これは、
背中、お尻、脚
全てを触診します。
筋肉が固まると骨の動きを制限します
なので、制限している原因の筋肉を治療すればよい
治りは人によって違いがあります
◆初めに◆
腰痛の原因は多岐にわたり、腰痛が重篤な疾病の一症状であったり、
内臓疾患の関連痛や外傷によるものである場合などは、
禁忌症や不適応症となる。
◆適応となる病態◆
●急性腰痛症
1、筋、筋膜の急性炎症
2、椎間関節の捻挫
3、腰椎椎間板ヘルニア
●慢性腰痛症
1、筋、筋膜性腰痛
2、椎間関節性腰痛
3、椎間板性腰痛
4、姿勢性腰痛
5、変形性腰椎症
●末梢性坐骨神経痛
◆筋肉疲労の悪循環◆
1 .筋肉の過剰な緊張や同一姿勢により一部の筋肉が硬くなりその筋肉に血行障害が起こる。
2.血行障害により疲労物質が蓄積され、酸素もうまく運ばれないので筋肉の酸欠が起こる。
3.痛みや不快感をかんじ、”こる”状態がはじまり、放置すると更なる筋緊張が起こる。
こうして筋緊張が繰り返され悪循環となり、こりはひどくなっていくので
早めの筋緊張の解消が望ましい。
◆ 症状◆
筋肉はそれぞれつながり合い、協力しあっています。
腰痛は腰だけでなく、脚を施術しなければなりません。
一言で腰が痛いといっても、
場所によって施術方法は随分変わります。。
背中の下の方、お尻、坐骨など、痛くなる場所は様々です。
「腰が痛い」と言って来院される方にいつも痛い時つい手でさする所を聞くと、
多いのはお尻の横の辺りや腰の真後ろの辺り、背中の下の方と言ったところを指します。
痛くなる時を聞くと朝や夜、一日中と言った感じです。
どの態勢が痛みを感じるかと言う質問には歩いた後や後ろに反る時、かがむ 等様々です。
中には歩けない程の痛みでいらっしゃる方もいます。
今挙げた症状は全てそんなに難しくはありません。
共通して一つ言える事、それは脚全体のどこを触っても痛みが有る と言う事です。
腰が痛いということは、もう既に下半身全体に障害は広がっています。
更に放置すると筋膜性疼痛症候群といって、腰痛が原因で背中などが痛くなるということもあります。
◆仕組み◆
腰痛の多くは、最初に脚がこってきます 。
足には腰にくっつく筋肉が多くあるので、 筋肉の弱った脚が重りになり
腰の痛みへと発展していくのです。
どうして脚がこった時に気付かないのか、
それは脚の痛みは感じにくいからです 。
なぜなら大きい筋肉だからです。
弱っても痛みを感じる筋肉も有れば、感じない筋肉もあります。
だるさは感じていても一晩寝てしまえば消えたりします。
すると治ったと思ってしまうのです。
関節に近い筋肉は弱いので膝に痛みを感じやすく、太もも等は痛みを感じにくい、という具合です。
◆施術方法◆
お体の状態を確かめ、原因の筋肉を見つけその筋肉を緩める為の施術をしていきます。
腰痛の原因は腰だけでなく足にあったりするので、腰だけの施術はしません。
脚やお尻といった具合に治療を続けます 。
悪くした時間だけ 施術も時間が掛かります
◆経過◆
肩こり同様新しい痛みから消えていき、別の箇所へ痛みが移動し
自分でも忘れていた箇所の痛みを 思い出す患者様や、
痛みが小さくなりそれが無くなって治療が終了となる方 など、それぞれです。
筋肉に関する諸問題は得意としています。
筋肉の緊張が強くなると、神経を圧迫してしびれが発生することもあります。
なので、もししびれがあっても筋肉が原因ならば筋肉を緩めてしまえば消えることが多いです。
病院で治らないと言われた、診断名が無い、湿布を貰って帰されたなどの方は
鍼が効く場合が多いです。