スポーツ障害
スポーツをなさる方、いかに多くの、方々が、何のケアもなさらず、
スポーツをなさっていらっしゃるか。
筋肉は鍛えられても、関節は鍛えられない。
この症状も、ショルダーアブダクションと同じ、
特殊な手技が効果的です。
これも原因の箇所さえ見つけられればなんら難しい施術では有りません。
関節なり筋肉なり繰り返しによる、炎症状態でスポーツを継続すると、
筋肉のコラーゲン繊維が断裂し、治りにくい状態へ移行すこともあります。
捻挫した足でダッシュするようなもの。
運動を行った後は、十分にストレッチを行い、筋肉を柔軟に保つようにすると良いでしょう。
施術の後も筋肉の再生を促す事を目的とする為、十分な安静になさるのが宜しいです。
◆はじめに◆
身体の動きは手指の微細な動きからスポーツ活動まで多関節・多軸の動きの連鎖で成り立っている。
経絡に沿った運動連鎖という考え方に基づき、 すぐれた鍼の効果を実現できる。
◆臨床上の注意事項◆
スポーツ”外傷”は外科的治療が優先され、 術後の後療法として鍼施術の適応が有る。
スポーツ”障害”では、西洋医学的治療に有用な手段が有れば、
それに基づいた原因を取り除く施術を優先する。
鍼灸施術は痛みをとる事。
スポーツ障害で、休養すべき条件下でも運動負荷を強いる形となり、
障害の更なる悪化を誘発する可能性がある。
痛みは警告ととるべきである。
むしろ、障害に至る前の段階で、疲労などをすみやかに除くなど、
鍼施術を主眼に置くべきである。
◆筋肉疲労の悪循環◆
1筋肉の過剰な緊張や同一姿勢により一部の筋肉が硬くなりその筋肉に血行障害が起こる。
2.血行障害により疲労物質が蓄積され、酸素もうまく運ばれないので筋肉の酸欠が起こる。
3.痛みや不快感をかんじ、”こる”状態がはじまり、放置すると更なる筋緊張が起こる。
こうして筋緊張が繰り返され悪循環となり、こりはひどくなっていくので、
早めの筋緊張の解消が望ましい。
◆スポーツ障害とは◆
健康で体力にも自信があるからと油断して筋肉が硬いままでスポーツを始めて
故障することは珍しくありません。
どんなスポーツも年齢も関係なく、ケアが必要です。
筋肉は年齢を問わず強化できます。
◆症状◆
登山、水泳、剣道、ゴルフ、テニスなどのスポーツをされる方の腰痛、背痛、膝痛、肘痛、手首や足首の
痛み などなど 関節の障害からくる痛みやしびれが多いです。
スポーツによって筋肉を酷使しているので周りの筋肉にも炎症が絡まってしまい
複雑な施術施術では有ります。
◆仕組み◆
スポーツ障害といわれるものに筋膜が関係している事が、要因の一つと考えられます。
筋膜が癒着すると膜でつながった他の場所に影響を及ぼし、新たな痛みをおこします。
運動を全くしない事で起きるコリは血行不良が原因。
ケアをせずスポーツをする事で起きるコリは使い過ぎが原因。
似て非なるもので、スポーツでの施術は比較的早期に治ります。
◆施術法◆
お体の状態を確認し、原因の筋肉を見つけその筋肉を緩める為の施術をしていきます。
たとえば肩が痛い方でも、原因は肩だけにあるとは限りません。
肩とつながっている首や背中も関係するので、肩だけの施術はせず首や背中。
腕といった具合に施術を続けます。
悪くした時間だけ施術も時間が掛かります。
◆経過◆
新しい痛みから消えていき、別の箇所の痛みに移動し、
自分でも忘れていた箇所の痛みを思い出す方や、
痛みが小さくなりそれが無くなって施術が終了となる方等、それぞれです。
筋肉に関する諸問題は得意です。
筋肉の緊張が強くなると、神経を圧迫して、しびれが発生することもあります。
なので、もししびれがあっても、筋肉が原因ならば
筋肉を緩めれてしまえば消えることが多いです。
病院で治らないと言われた、診断名が無い、湿布を貰って帰された
などの方は鍼が効く場合が多いので一度ご相談ください。